都会にある土地をトランクルームやロードサイドで活用する方法
持て余している土地が都会にある場合、トランクルームやロードサイドとして活用できるかもしれません。土地があるのに何もせず税金だけを支払うよりも、別のものとして活用すると収益につながるでしょう。活用する方法について紹介しますので、興味がある人は要チェックです。
まずトランクルームとして活用する場合、トランクルーム業者と契約する必要があるでしょう。土地の環境を整えてトランクルームをレンタルし、必要な数を揃えて設置するのです。
元々所有していたトランクルームを設置する方法、トランクルーム業者から買い取って設置する方法、などもあります。トランクルーム事業は日本ではあまり普及しないと言われており、だからこそ今後の成長が見込めるのです。
市場データをチェックすると、2008年は約250億円でした。そこから徐々に成長を遂げており、2016年には500億円を超えています。今後も成長を遂げて市場が拡大する可能性があり、2020年には700億円以上になるというデータもあります。
つまり今から素早く準備をしてトランクルーム事業に参入すれば、成長の波に乗れるかもしれません。人が物が多く集まる都会の土地を活用すれば、ビジネスチャンスを掴めるのではないでしょうか。
次にロードサイドとして活用する場合、土地が要件を満たしているかをチェックする必要があるでしょう。幹線道路沿いにある土地や行き交う人の数が多い道路に面した土地のことを、不動産の世界ではロードサイドと言います。
交通量やアクセス条件を活かしてビジネスを行うことが基本であるため、田舎よりも人口の多い都会の土地が適しているでしょう。ロードサイドの土地活用には、大きく二つの種類があります。
一つはリースバック方式で、地主が店舗の建物を建てて事業者に一括借上げさせる方法です。もう一つは事業用定期借地方式で、事業者に土地を定期借地させる方法です。
事業用の建物がコンビニなどの小さなものの場合、リースバック方式が採用されるでしょう。それ以外の商業施設の場合、事業用定期借地方式が一般的ではないでしょうか。いずれにしても人が集まりやすい場所でビジネスを行えば、収益を確保しやすいかもしれません。
以上の通り都会の土地には二つの活用方法があるため、収益を狙ってチャレンジしてみてはいかがでしょうか。特にこれからの時代では、市場の成長が予想されているトランクルームについて勉強すると良いかもしれません。