土地をコインパーキングや駐車場として貸す方法と初期投資費用
使っていない土地がある人は、それをコインパーキングや駐車場として誰かに貸してみてはいかがでしょうか。
普通の土地でも必要に応じて形を変えて上手く活用すれば、収入を得られるようになるかもしれません。ただしそれには初期投資費用がかかるため、事前に計画を立てることが重要です。
土地をコインパーキングや駐車場として貸す方法ですが、最初に広さをチェックしてください。コインパーキングであっても駐車場であっても、車を停めるだけのスペースが必要になります。
小規模なものもありますが、あまりにも狭い場合は向いていないでしょう。広さをチェックして問題なさそうな場合、工事を依頼する業者を探します。車を停めるためにはラインや車止めなどの設備が必要なため、実績豊富な業者に依頼することをおすすめします。
完成後に揉めてしまうことがないように、業者との話し合いや現場のチェックも欠かさないようにしましょう。工事が完了しコインパーキングや駐車場が完成した後は、貸すために利用者を募集します。
土地を取り扱う不動産業者に相談しても良いですが、コインパーキングの場合専門業者が存在します。業者と相談して広告を作成し、SNS上で発信しても良いかもしれません。利用希望者が現れればチェックを行い、問題ないと判断できれば契約を結んでください。
初期投資費用についてですが、駐車場の方が安いと言われています。たとえば更地があればそれを綺麗に整え、ラインや車止めなどを設置すれば一般的な駐車場は完成するでしょう。
未舗装の駐車場にかかる初期投資費用の相場ですが、1平方メートルあたり1,200円程度です。アスファルトやコンクリートによって舗装された場合、それよりも高くなります。
コインパーキングの方が高い利用ですが、機械を導入する必要があるためです。車を停めるためのスペースとなる駐車場とは異なり、コインパーキングには料金を精算するための機械が設置されています。
また停まった車が清算されるまで動かないようにするために、車の下に車止めブロックという機械を設置する必要もあります。コインパーキングにかかる初期投資費用の相場ですが、10台あたり300万円程度です。
土地を貸すためにコインパーキングと駐車場のどちらにすべきかは、その土地の広さや立地などを総合的に判断して決めてください。
駐車場の方が初期投資費用が安くなりやすいですが、資金に余裕があれば本格的に機械を導入して大きなコインパーキングを経営するのも良いでしょう。